みなさん、楽譜への書き込みは何を使っていますか?
シャーペン・色ペンなどで書いている人もいるでしょうか?
実は楽譜への書き込みは鉛筆を使うのが音楽家の常識!
なぜ鉛筆を使うのかという理由と、おすすめの鉛筆を解説していきます。
楽譜の書き込みはなぜ鉛筆?
楽譜は音楽家にとって、とても大切な財産です。オーケストラでは原譜をずーーっと使いまわして、みんなで大切にしています。何十年も前の奏者の書き込みを受け継いでいることもあります。
ということは、楽譜は自分だけのものではないということです。
それを踏まえて、鉛筆で書き込む理由は2つ。
楽譜への書き込みは書いたり消したりを繰り返します。
ペンで書くと消せませんよね。シャーペンは芯が細く尖っているので消しても跡が残ってしまいます。鉛筆は芯が柔らかいので消しても楽譜が傷みません。
また、楽譜へ書き込むのは基本的に一瞬です。言われたことを素早くメモする必要があります。
ペンは消せないのである程度丁寧に書かなければなりません。シャーペンはサッと書けますが薄くなる可能性もありますよね。
鉛筆であれば、後で見返したときにも見やすく書けます。
みなさんはどうでしょう?
吹奏楽部では主に原譜をコピーした楽譜を使ってるかもしれませんね。
コピーした楽譜はまた新しくコピーすれば新品になるのが利点◎
しかし、楽譜を長持ちさせるためにもペンやシャーペンはやめて、鉛筆に切り替えましょう!
そして、カラフルなペンや鉛筆で楽譜が抽象画のようになっている人はすぐに新しい楽譜をコピーしましょう!!
楽譜の書き込みにおすすめの鉛筆
楽譜には芯が柔らかい鉛筆を使いましょう。最低でもB。6Bや4Bでも良いくらいです。
メーカーはなんでもOK!家にある柔らかい芯の鉛筆を楽器ケースに入れておきましょう!
定番の三菱鉛筆やトンボ鉛筆を1ダース買っておけば、当分の間鉛筆には困りません(笑)
ただし一つ注意点があります。
鉛筆といえども、尖らせすぎると楽譜に跡が残りやすくなります。鉛筆削りは八分目までにしておくのがおすすめです。
楽譜の書き込みに最適!シャーペン鉛筆
さらにおすすめの鉛筆があります。それがこちら(シャーペン鉛筆?)
鉛筆の芯のシャーペン、といったところでしょうか。2mmほどの芯が入っています。
これの良いところは鉛筆削りをしなくてもずっと書けるというところです!
また、シャーペンと同じく芯を収納できるので、持ち運びの時にどこかに書いてしまった!ということも防げます。
私は大学のノベルティグッズとしてもらったことをきっかけに使い始めました。鉛筆削りさえも面倒な私にはぴったり!
調べたところ、三菱鉛筆 ユニホルダー2.0(Amazon) が手に入りやすく、使いやすそうでした!
消しゴムは鉛筆キャップ型!
そしてもう一つおすすめのアイテムをご紹介。鉛筆を使う場合のみ使えるアイテムです。
それは、消しゴムでできた鉛筆キャップ!
鉛筆と消しゴムが一緒になっていれば忘れる心配もありません。いちいち筆箱を取りに行く必要もありません。
楽譜の不要な書き込みをすぐに消せます。とっても便利なのでぜひ使ってみてくださいね。
楽譜への書き込みは鉛筆で!楽譜を大切に
この記事では、楽譜への書き込みを鉛筆でする理由・おすすめ鉛筆を解説してきました。
まとめると、鉛筆を使う理由は
- 芯が柔らかく、楽譜を傷めない
- 少ない力で見やすく書ける
おすすめの鉛筆は
- シャーペン型の鉛筆
- 消しゴム型の鉛筆キャップ
ぜひ今日から使ってみてくださいね。
音楽家にとって、とっても大切な楽譜。きれいに使ってあげましょう♪